ieServer.Net によるDDNSの利用
無料で使えるダイナミックDNSサービス。まずはドメイン名を決め、アカウントを登録しておく。
更新スクリプトの設置
自分(サーバ)のIPアドレスが変わったら、DDNSサービス側に「このIPアドレスに変わったよー」と伝え、更新しなくてはならない。更新用のスクリプトが下で配布されているので、これを利用する。
このスクリプトを下記のように適宜編集し、UTF-8 で ddns-update.pl として保存。
# 以下2ファイルの配置ディレクトリは好みに応じ設定 # 1. 設定IPアドレスワークファイル $CURRENT_IP_FILE = "/var/log/ieserver/current_ip"; # 2. 設定状況ログファイル $LOG_FILE = "/var/log/ieserver/ip_update.log"; # 回線IP確認ページURL $REMOTE_ADDR_CHK = "http://ieserver.net/ipcheck.shtml"; # DDNS更新ページURL # wgetをSSL接続可能でビルドしているなら、https:// での接続を推奨 $DDNS_UPDATE = "https://ieserver.net/cgi-bin/dip.cgi"; # ieServer.Netにて取得したアカウント(サブドメイン)情報を記入 $ACCOUNT = "********"; # アカウント(サブドメイン)名設定 $DOMAIN = "********"; # ドメイン名設定 $PASSWORD = "********"; # パスワード設定
これを /usr/local/bin/ に設置した。実行権限も付与しておく。
$ sudo /usr/local/bin/ddns-update.pl
として実行すると、前回とIPアドレスが変わっていた場合に更新される。ここからログインすれば、実際に更新された日時がわかる。
cron の設定
ddns-update.pl を定期的に自動実行するために、cron を使う。
$ sudo crontab -e
で root の crontab を編集。10分おきの更新であれば、次の1行を追加。
*/10 * * * * /usr/local/bin/ddns-update.pl