ESP8266 の開発を VS Code 上から行う
ESP8266 とか ESP32 とかいうのを使うと、Wifi につながる温湿度センサーなどが安く簡単に作れるらしい。しかも Arduino 互換とのこと。電子工作初心者なのでよくわかっていないが、手持ちのパーツも何もないので、とりあえず「OSOYOO ESP8266ではじめるNodeMCU IoT MQTTプログラミング学習キット」というセットを買ってみた。
OSOYOO(オソヨー) ESP8266ではじめるNodeMCU IoT MQTT プログラミング 学習キット 実験キット 初心者演習用電子パーツセット (NodeMCU IoT)
- メディア: Personal Computers
Amazon の画像では Ai-Thinker 製のチップ(技適あり)になっているが、届いたのは技適なしのチップだったので、Wifi を使う場合は注意。
今回は、開発環境の構築から。Arduino IDE をそのまま使ってもよいが、VS Code からでも開発できるらしいので、そうしてみる。
- Arduino IDE をダウンロードしてインストール。現在のバージョンは 1.8.13
- Arduino IDE に ESP8266 core for Arduino をインストールする。以下の手順はドキュメントのとおり。
- Arduino IDE を閉じる
- VS Code に MS 製 Arduino 拡張機能をインストール
- 画面右下の <Select board type> をクリックして、
NodeMCU 1.0 (ESP-12E Module) (esp8266)
を選択- このあたりのボードの設定は
.vscode/arduino.json
に保存される様子
- このあたりのボードの設定は
- USB ケーブルで ESP8266 ボードを接続する
- 「ESP8266 が検出されました。ボード設定を変更しますか?」的なトーストが VS Code に出るが、無視する
- [Yes] を選択した場合、
Adafruit Feather HUZZAH ESP8266 (esp8266)
に変更されたが、これだとうまく動かない
- [Yes] を選択した場合、
そして HelloWorld/HelloWorld.ino
に、適当なプログラムをコピペした。
void setup() { Serial.begin(115200); } void loop() { Serial.println("Hello World!"); delay(5000); }
コマンドパレット or エディタ右上のアイコンから、Arduino: Upload
を実行して ESP8266 にアップロード。結構時間がかかる。完了後、Arduino: Open serial monitor
コマンドで Serial monitor を開いたら、Hello World!
という出力が確認できた。
次は LED でも。